東急文化村が運営する複合文化施設「Bunkamura」が、コンサート・オペラ・バレエ用のホールであるオーチャードホールを除き2023年4月10日(月)より長期休館することが発表された。なお、同施設における活動は渋谷および東急線沿線の周辺施設や東急グループ各施設などで継続する予定。
Bunkamuraは、1989年9月に日本初の大型複合文化施設として開館し、オーチャードホール、シアターコクーン、ザ・ミュージアム、ル・シネマ、ギャラリーの各施設を中心に、カフェ、アート関連ショップなどでも多くの人が様々な形で文化や芸術に親しめる場を提供してきた。
このたび、「Shibuya Upper West Project」の開始に伴い、オーチャードホールを除き2023年4月10日(月)から2027年度中(時期未定)まで休館することとなった。この間、併せてBunkamuraも経年使用による施設の補修や設備の更新などを行うとともに、新築される施設との一体化に向けた改修工事を実施する予定。
なお、東急文化村はBunkamuraの休館中も渋谷を含め東急線沿線の周辺施設や東急グループ各施設などで文化事業を継続する。また、オーチャードホールにつきましては日曜・祝日を中心に営業を継続する。
また、ル・シネマに関しては、12月4日(日)の営業をもって閉館することが発表された渋谷東映プラザ内「渋谷TOEI」跡地にて、2023年初夏より新たな映画館「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」をオープンし、上映活動を継続。ミニシアターの街で30余年培ってきたBunkamuraカラーを携えながら、渋谷駅前・宮下エリアならではの刺激的なエネルギーを吸収し、これからの未来にひらかれた映画館を目指す。
今後Bunkamura関連施設は、以下の場所で活動を行う。

Bunkamura休館中の各施設の営業状況および主催事業
Bunkamuraチケットセンター
チケットカウンター業務は、東急シアターオーブチケットカウンター(渋谷ヒカリエ2F)にて行われる。
お電話でのチケットのご予約、お問合せ対応は継続する。Bunkamura館内レストラン、ショップ、スタジオ
2023年4月9日(日)をもって営業を終了する。レストラン
・ドゥ マゴ パリ
・ロビーラウンジ
・ラデュレ 渋谷松濤店ショップ
・ブックショップ ナディッフモダン
・フラワーショップ エルベ・シャトラン
・スワロフスキーショップ
・KONCENT
・ミュージアムショップ ナディッフモダンスタジオ
・Bunkamuraスタジオ
ル・シネマについて
施設名:Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下 (2スクリーン)
所在地:東京都渋谷区渋谷1-24-12 渋谷東映プラザ7F・9F
営業開始:2023年初夏 ※ラインナップは後日発表