人気放送作家らを揃えるクリエイティブ商社、VVQ(バーベキュー)が9月22日に、「web3 Content Studio」をリリースした。
本サービスは、Web3時代のエンターテインメントに必要なNFTの企画・開発、コミュニティの企画・運営、メタバースの企画・制作までを一気通貫でプロデュースするパッケージサービスとなっている。
VVQには国内NFTのトップコレクション『NEO TOKYO PUNKS』のプランナーを筆頭に、人気テレビ番組、登録者数100万人超えのYouTubeチャンネルを制作している放送作家が集まっており、エンタメ領域におけるWeb3ビジネスへの進出を支援していく方針だ。
国内時価総額最高2位を記録した『NEO TOKYO PUNKS』のプランナー兼、同社の代表である谷田彰吾氏は西野亮廣氏のYouTube動画『【西野と学ぶNFT】基礎知識から最先端情報まで学べるNFTの決定版』に出演。今のNFTシーンやコミュニティのあり方、Web3時代のエンタメの可能性についてトークセッションを行った。
以下が、「web3 Content Studio」の内容となっている。
複雑化した制作フローをまとめて実行し、一貫した計画的なプロデュースを実現
「Web3」「NFT」「メタバース」などがバズワードとなり、新たな市場を求めてWeb3ネイティブのIP開発やコンテンツの企画が急務となっている。NFTにおいては販売することがゴールではなく、その後のコンテンツ制作やコミュニティづくりまで一貫して行う必要があり、制作ノウハウそのものがこれまで以上に複雑かつ繊細なものへと変化している。Web3時代において、知見と実績のあるチームを形成し、もとよりテレビやYouTubeで培ってきたコンテンツ制作スキルを融合させ、一気通貫で総合的なクリエイティブディレクションを行っていく。
コミュニティ(DAO)運営をプロデュース
Web3ビジネスのコミュニティ形成において、ファンの熱量をあげ、ユーザーの声をコミュニティ外へ伝播させていくことが重要となっている。Web3では、あらゆる企業や商品・サービスにNFTコミュニティが紐づくことから、今後企業がNFTコミュニティを持つようになることを見据え、企業サイドとユーザーがコミュニケーションをとりながら、プロジェクトを共創していくコミュニティ運営をプロデュースする。
芸能人や有名IPのWeb3コンテンツをプロデュース
Web3時代においては、芸能人やコンテンツIPそれぞれにコミュニティが紐付き、ファンがそれらの価値向上に貢献するようになると考えられる。同サービスでは、芸能人や漫画やアニメなどの有名IPのWeb3展開も開発から運営まで支援していく。
また、同社は著名クリエイターだけではなく、経験豊富なエンジニアチームも開設し、ジェネラティブNFTの発行、NFTの独自マーケットプレイス制作、新技術を活用したメディア連携型のサービス設計、MetaMaskなどのウォレットを使った暗号通貨決済の開発、既存のECサイトやプラットフォームに暗号通貨決済を組み込むシステムなども実装が可能となっているそうだ。