特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は10月13日、2027年2月にオーストラリアで行う短期ワークショップ「グリフィスフィルムスクール映画研修」の同行・視察教員の募集を始めた。募集は1~2名程度。締切は2026年11月10日17時。
本研修は、VIPOが文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会とともに実施する育成プログラム「Film Nexus-SEED」の一環で、文化庁の補助金により日本芸術文化振興会に設置された「文化芸術活動基盤強化基金(Japan Creator Support Fund)」の「クリエイター等支援事業」として実施される。
大学・専門学校等の教育機関と企業・関係団体が手を組み、国際的な現場や社会人に求められるスキルの習得を目指すもので、海外での実践研修を含む。
学生10名を引率、現地での講義視察と教員同士の意見交換
渡航期間は2027年2月17日から3月1日までの14日間を予定する(変更可能性あり)。行き先はオーストラリアのブリスベンとレノックス・ヘッドほか。現地ではGriffith Film Schoolでのワークショップ参加や講義視察、現地教員との意見交換、施設見学などが組まれている。
同行するのは受講学生10名と教員1~2名程度、それに事務局スタッフ数名だ。派遣教員の役割は学生の引率・サポートだけではなく、現地の教育手法を見て、日本の映像教育の現場に持ち帰り、改善へつなげることまでが求められる。
応募資格はTOEIC780点相当の英語力、帰国後には提言書の提出も
応募できるのは、大学・大学院・専門学校等の高等教育機関、あるいは映像教育機関で現在、映画・映像制作の指導に当たっている教員・講師等。現地の教員やスタッフと専門分野について議論や調整ができ、学生の引率を補佐できる英語力も条件で、目安はTOEIC780点以上、英検準1級以上、もしくは同等の運用能力とされる。
全日程の渡航に加え、事前・事後プログラムにも参加できることが前提となる。帰国後には「日本の映画・映像教育への還元提言書および改善プラン」等の提出と、報告会での登壇も要件に入る。専任教員などの場合は、所属機関の学科長・学部長等から事前に参加の了解を取る必要がある。
費用は原則として、研修参加費と日本国内の最寄り空港からブリスベンまでの往復渡航費(エコノミークラス)、現地宿泊費等、宿泊手当を事務局が負担する。渡航と宿泊の手配も事務局が行う。海外旅行保険やパスポート取得費用は自己負担。オーストラリア入国に必要なETA(電子渡航許可)の申請でかかるアプリのシステム利用料20オーストラリアドル(約2,200円)も本人持ちとなる。
選考は書類とオンライン面接の二段階、内定通知は12月第3週頃
11月10日の締切後、同日から11月25日頃にかけて一次の書類選考を行う。二次選考は11月26日から12月8日のいずれかの日程でオンライン面接を実施し、面接のなかで語学力を確認するため5分程度の英語セッションを挟む。内定通知と結果連絡は12月第3週頃を予定している。
応募の際は、事務局負担分以外が自己負担となること、氏名や所属学校名等がVIPOのウェブサイト等で公表されること、主催者またはその委託先が広報目的でプログラムの様子を撮影・録画・録音し、使用・掲載する場合があることに同意しておく必要がある。受付はGoogleフォーム経由。
今回の募集は教員が対象で、参加学生の募集は別に案内されている。



