ブラッド・ピットが手がける映画制作会社、プランBエンターテインメント(以下プランB)が買い手候補を募集している。
プランBは、ブラッド・ピットと前妻のジェニファー・アニストンが2000年代の初めに作り上げた映画制作会社で、二人が離婚した後はピットが会社を引き継いでいる。
最近では、『ムーンライト』や『ミナリ』を生み出し、過去にも『それでも夜は明ける』『ワールド・ウォーZ』などの話題作を手がけてきた実績がある。今や授賞式の常連となっているプランBだが、今回アメリカの投資銀行モーリス・アンド・カンパニーをバイヤーとして検討している。
このような動きとなった理由として、リース・ウィザースプーンのハロー・サンシャインがCandle Mediaに9億ドルで買収されたことや、ソニー・ピクチャーズ テレビジョンによるIndustrial Mediaの買収、プランBと複数の作品を共に手掛けるA24が2億2500万ドルの投資を受けたニュースなどが影響していると考えられる。
今年、プランBは、HBO Maxで映画『花嫁の父』、Netflixでマリリン・モンローの伝記映画『ブロンド』を手がけている。
Sources:The Hollywood Reporter、Variety