
松竹がBS放送事業から撤退し、特別損失16億円を計上。映画部門の好調により通期業績を上方修正し、売上高840億円、営業利益16億円の黒字転換へ。
東宝、東映、松竹の2024年度における第3四半期の決算が出そろった。
松竹の業績に異変が生じている。
人気バンドMrs. GREEN APPLEのライブツアーを映像化した『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA』が興行収入10億円を突破。直近、映画館でのライブフィルム上映やライブビューイングが高い興行収入を記録する事例が増えてきている。
東宝、東映、松竹3社の2024年度第1四半期の決算が出そろった。
50代以上を中心に夫婦・ペア・女性グループでの鑑賞が目立ち、シニア層を中心に圧倒的な支持を集めている。
松竹、東映とフラッグは、三社共同で顧客データを活用したデジタル広告プラットフォームを開発し、映画マーケティングのDXを推進する「シネマDXプロジェクト」(以下、CDX)を始動することを発表した。
松竹が2024年2月期に35億8,400万円の営業利益を出した。ようやく3期連続の営業赤字という暗黒期を抜けた。