東宝、東映、松竹3社の2024年度第1四半期の決算が出そろった。
円谷プロダクションを傘下に持つ円谷フィールズホールディングスの業績が好調だ。
ゲーム開発やアニメ制作などを行うマーベラスが、主力のゲームで苦戦している。
アニメ『ゆるキャン△』シリーズを手掛けるフリューのアニメ事業が正念場を迎えている。
U-NEXT HOLDINGSが好調をキープしている。
映像制作やゲームの受託開発、クリエイター人材の派遣・紹介などを行うクリーク・アンド・リバー社の業績にブレーキがかかった。
IMAGICA GROUPが事業展開で新たな局面を迎えている。ゲーム関連事業やIP創出などの既存事業を発展させる新たな取り組みを強化しているのだ。
エイベックスの事業構造が大幅に変化する中、アニメ・映像事業の業績・事業活動も変化している。エイベックスのアニメは『おそ松さん』の大ヒットに限定されていたが、アニメファンからの評価が高い『天国大魔境』を送り出し、劇場作品では『ルックバック』という意欲作に取り組んでいる。