スカパー! 調べ「動画配信サービスで見たい作品を探すのに苦労」60%が経験

スカパー!が一都三県の30歳~59歳男女1,000名を対象に、「テレビ放送と動画配信に関する調査」を実施。60%が「動画配信サービスで見たい作品を探すのに苦労」していることが分かった。

働き方 調査・統計
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スカパー!が、テレビ放送とインターネット動画の両方を月1回以上視聴している一都三県(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)の30歳~59歳の男女1,000名を対象に、2024年4月12日(金)~4月15日(月)の4日間で「テレビ放送と動画配信サービスに関する調査」をインターネット調査により実施した。

テレビ視聴・動画配信サービス利用の状況

全回答者に、どのくらいの頻度で動画配信サービスの動画を視聴しているか聞いたところ「ほぼ毎日」は32.8%、「週に4~5日」は14.2%、「週に2~3日」は22.0%、「週に1日」は16.3%、「月に2~3日」は10.8%、「月に1日」は3.9%という結果になった。

また、どの機器で動画配信サービスの動画を視聴しているか聞いたところ、「スマートフォン」が59.1%と最も高い結果に。次いで「テレビ(ストリーミングスティックやゲーム機を利用してテレビで視聴している場合も含む)」(47.9%)、「パソコン」(27.5%)、「タブレット」(18.2%)になった。男女・世代別にみると、30代男性と30代女性では「スマートフォン」(30代男性、30代女性いずれも69.3%)、50代男性では「パソコン」(38.3%)が全体と比べて10ポイント以上高い記録となった。

動画配信サービスの動画をテレビで視聴していない人(521名)に、テレビ画面で視聴していない理由を聞いたところ、「テレビ以外の機器で十分」(26.9%)が最も高く、次いで「一人で視聴したい」(25.5%)と回答。男女・世代別にみると、30代男性と30代女性では「一人で視聴したい」(30代男性25.9%、30代女性26.9%)、40代男性では「インターネットに接続できるテレビがない」(30.8%)が1位となった。また、30代女性では「設定が面倒」(25.6%)が2位に。40代女性では「テレビで視聴する方法がわからない」(22.6%)が2位となり、視聴方法に関する知識が不足しているために、テレビ画面での視聴に至っていないケースがあるようだ。

次に、テレビ放送は“何気なく見る”より“見るものを決めて見る”ことが多いか聞いたところ、「非常に多い」は20.6%、「どちらかといえば多い」は52.0%、「全く多くない」は4.4%、「どちらかといえば多くない」は23.0%という結果となり、目的をもってテレビ放送を視聴することが多い」人が大半だということがわかった。


テレビ視聴・動画配信サービス利用に関する意識・経験

さらに、テレビ視聴や動画配信サービスの利用に関する意識について質問。“自分では気づかないような作品と出会いたいか”という質問では、「非常にそう思う」が20.4%、「どちらかといえばそう思う」が53.6%となった。

動画配信サービスでは、レコメンド機能によって新たな作品に出会うことができるが、“自分では興味がないと思っているものでもレコメンドされたら見てみようと思う”と答えた人は58.6%となった。また、“お気に入りのタレントの番組・作品が見たい”では「そう思う」と答えた合計は74.8%。男女・世代別にみると、「そう思う」と回答した人の割合は40代女性(83.8%)と50代女性(82.6%)では8割を超えた。そして“複数の動画配信サービスを横断し自分に合った作品を提案してくれると嬉しい”では「そう思う」は66.4%となった。

最後に、テレビ放送や動画配信サービスの動画を視聴していて経験したことがあるものを聞いたところ、「たまたま見たドラマにドハマリする」(30.0%)が最も高くなった。次いで高くなったのは、「あとで見ようと思っていた作品が配信終了になる」(29.9%)、「重大発表が全然重大発表じゃなくがっかりする」(27.0%)、「いっき見中に寝落ちする」(21.0%)、「見たいと思った作品がレンタル作品で見るのをあきらめる」(20.6%)。また、「見たい作品がどの動画配信サービスで見られるかわからず困る」(18.7%)や「サムネイルで選んで見たけど思っていた作品と違ってがっかりする」(18.6%)といった経験がある人も少なくないようだ。

調査概要

調査タイトル:テレビ放送と動画配信サービスに関する調査2024

調査地域:一都三県(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)

調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする、テレビ放送とインターネット動画の両方を月1回以上視聴している30歳~59歳の男女1,000名

調査期間:2024年4月12日(金)~4月15日(月)の4日間

調査方法:インターネット調査

有効回答数:1,000サンプル

実施機関:ネットエイジア株式会社 (調査協力 ネットエイジア株式会社)

《Branc編集部》

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