「いつか『CSI:東京』もつくりたい」Paramount₊が日本上陸!各社が意気込みを語る

12月1日(金)よりWOWOW およびJ:COM とのパートナーシップにてサービスが開始されたParamount₊について、12月6日(水)にメディア向け発表会が開催された。

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「いつか『CSI:東京』もつくりたい」Paramount₊が日本上陸!各社が意気込みを語る
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12月1日(金)よりWOWOW およびJ:COM とのパートナーシップにてサービスの提供が開始された「Paramount₊」について、12月6日(水)にメディア向け発表会が開催された。

本発表会には、Paramount₊の海外マーケットを統括するマルコ・ノビリ氏に加え、JCOM代表取締役会長の芳賀敏氏、WOWOW代表取締役社長執行役員の田中晃氏が登壇。Paramount₊の日本展開の詳細が明らかになった。


はじめに、Paramount₊のマルコ・ノビリ氏が登壇し、サービスの特徴や今後のラインナップを発表した。

Paramount₊は世界46ヵ国で展開されており、加入者数は世界中で6,300万人を超えている。アジアでは韓国に続き2番目で、今回満を持して日本でローンチした。

韓国ではCJ ENMと提携しているParamount₊だが、日本のパートナーとなったのは「J:COM STREAM」を展開するJCOMと「WOWOWオンデマンド」を展開するWOWOWだ。両社とも有料放送を主力事業としてきた企業だが、オンデマンド配信により注力していくタイミングでParamount₊とのパートナーシップを組んだ形となる。


ノビリ氏はParamount₊の特徴として、幅広い分野の作品が揃っていることを強調。「トップガン」「G.Iジョー」などのブロックバスター大作や、「NCIS:シリーズ」、「CSI:シリーズ」などの人気海外ドラマ、「パウ・パトロール」「スポンジ・ボブ」などのキッズ&ファミリー作品、大人向けアニメの「サウスパーク」など、Paramountグループの持つコンテンツジャンルは幅広い。


>海外では放映権を巡ってトラブルが起きていた「サウスパーク」だが、日本ではラインナップが豊富で、新シリーズも最速で観れるのだそう。

オリジナルの新作コンテンツは海外ドラマのラインナップが充実している。イチオシの作品にはシルベスター・スタローン主演のクライムドラマ「タルサ・キング」、オーストラリアをはじめとする海外市場で既に大ヒットしているというNCISシリーズ最新作「NCIS:シドニー」、また、スター・トレックシリーズの最新作「スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド」シーズン2を2024年1月に配信予定で、いずれもParamount₊での独占配信となる。

その他も注目の作品がノビリ氏から発表され、「今まで紹介したものはほんの一部で、これからたくさんのエンターテインメントを紹介できると思う。JCOMとWOWOWとのパートナーシップに感謝し、日本でローンチできることを嬉しく思っている」とコメントした。

また、パートナーシップの詳細については、JCOMの芳賀氏、WOWOWの田中氏からも言及された。

マルコ・ノビリ氏(左)、芳賀敏氏(中央)、田中晃氏(右)。

JCOMの芳賀氏は今回の提携について、「(Paramount₊を)10月から提供を開始した新スタンダードプラン『J:COM STREAM』の目玉にしている。Paramount₊の作品で特に人気があるのが『CSI:ニューヨーク』で、Paramount₊の利用者の20%が本作を観ている。そのほか、『ローマの休日』『トップガン』などの名作も観られていて、時間や場所を選ばず観られる、いまの楽しみ方に(コンテンツの内容が)あっている」とコメントした。

また、WOWOWの田中氏はライセンス契約からストリーミング提携へとビジネスの幅が広がったとして、「WOWOWは1991年からサービスを開始し、開局からCBSやSHOWTIME®、Paramountとパートナーシップを積み上げてきた。WOWOWで人気のある「CSI:シリーズ」や「ツイン・ピークス」はSHOWTIME®からもらったコンテンツ。視聴形態が放送から配信に広がる中、Paramountとの連携の拡大は必然と捉えている」とコメントした。

MCから今回のパートナーシップの成長への期待について聞かれ、ノビリ氏は「まだスタートしたばかりだが、すでにポジティブな反応をもらっている。まずは視聴者の皆さんに愛してもらえるように、パートナーシップを強めて大衆向けのコンテンツ、高品質なコンテンツをつくっていき、パートナーシップのシステムを構築していきたい」と意気込みを語った。

田中氏は「たくさんのOTTサービスが立ち上がり、コンテンツが溢れかえっていて、何を観るか選べない時代になっている。だからこそ、クオリティの高いコンテンツは重要で、そのようなコンテンツがParamount₊にはたくさんある。これらをJCOMと一緒に紹介していきたい。パートナーシップを広げて共同製作にも発展させたいと思っている。いつか『CSI:東京』もつくりたい」と国際共同製作への意欲も語った。

芳賀氏は「幅広く認知してもらう場をつくりたい。現在WEB広告、テレビCMも打っているが、Paramount₊が日本に上陸したことをまずは認知してもらいたい。Paramount₊にコンテンツを提供してもらい、若い視聴者にも楽しんでもらいたい」と熱い思いを語った。

発表会の後半には秋元才加、こがけん、☆Taku Takahashi(m-flo)がゲスト登壇し、サービスへの期待やお気に入りの作品を紹介した。

Paramount+は現在「WOWOW オンデマンド」、「J:COM STREAM」で利用できる。

《marinda》
marinda

Branc編集長 marinda

Brancの編集長です。好きな動物はパンダです🐼

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