U-NEXTは、業界最大級の配信数を誇る動画配信サービスですが、デビットカードでの支払いには対応していません。
利用を検討している方の中には、「デビットカードで支払いがしたいのに」と思う方もいるでしょう。
本記事では、U-NEXTのデビットカードの対応状況や利用する方法について解説します。
あわせて注意点なども紹介するので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

U-NEXTの支払い方法にデビットカードは対応していない
U-NEXTの支払い方法は、クレジットカードやキャリア決済、U-NEXTポイントなどの一部の方法に限られており、デビットカードには対応していません。
利用者の中には「デビットカードでも登録できた」という声もありますが、直接デビットカードを利用する方法では申し込みは不可能です。
デビットカードで登録ができた方は、次の見出しの3つの方法で申し込みを行った可能性があります。
デビットカードを間接的に使ってU-NEXTで支払う3つの方法
U-NEXTではデビットカードでの支払いに対応していませんが、間接的にデビットカードを使ってU-NEXTで支払う方法はあります。
主な方法は以下の3つです。
デビットカードで支払いをしたい方は、上記の方法を検討してみてください。
楽天ペイを経由して支払う
楽天ペイはデビットカードを登録できるため、楽天ペイを経由すれば間接的にデビットカードで支払えます。
利用する際は、以下の手順で操作が可能です。
- 楽天ペイのアプリにデビットカードを登録する
- U-NEXTの支払い方法設定画面で『楽天ペイ』を選択して決済完了
ただし、楽天ペイで使えるデビットカードの種類は一部に制限があるため、事前に対応状況を確認してみてください。
Apple IDにデビットカードを登録して支払う
iPhoneやiPadを使ってU-NEXTアプリをインストールし、Apple ID経由で支払いを行うとデビットカードが利用可能です。
以下の操作で登録ができます。
- App StoreでU-NEXTアプリをダウンロードする
- アプリ内から新規登録またはログインを行う
- Appleの決済機能を使ってサブスクリプションに加入する
ただし、Apple ID経由での会員登録は月額料金が通常より高くなるため注意が必要です。
Amazonでデビットカードを利用してギフトコードを購入し支払う
Amazonでデビットカードを利用してギフトコードを購入し支払う方法も1つの手です。
以下の手順で登録まで行えます。
- Amazonで『U-NEXTギフトコード』をデビットカードで購入する
- U-NEXTのアカウントページで『ギフトコードを利用する』のメニューからコードを入力する
ただし、更新時にギフトコードを都度購入する必要があるため、利用時は更新のタイミングを確認する必要があります。
【クレカなしでもOK】デビットカード以外でU-NEXTを利用するその他の方法
デビットカード以外でU-NEXTを利用するその他の方法を紹介します。
順番に詳しく解説します。
キャリア決済で登録する
U-NEXTはキャリア決済に対応しており、スマホの通信料金と一緒にU-NEXTの料金を支払えます。
キャリア決済とは、ドコモ、au、ソフトバンクなどの携帯電話会社を通じて料金を支払う方法です。
手続きはU-NEXTの会員登録時にキャリア決済を選び、各キャリアの指示に従って認証を行うだけのため操作は簡単です。
ただし、キャリアによっては契約内容に制限があるため、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
スマホ決済(アプリ課金)を使う
スマホを使っている方なら、App StoreやGoogle Playを通じたアプリ内課金を利用する方法もあります。
Apple IDやGoogleアカウントに支払い方法を登録すると、U-NEXTの月額利用料を支払うことが可能です。
この方法ならクレジットカードがなくても支払いが可能で、コンビニで購入できるGoogle PlayカードやAppleギフトカードを使えば、現金払いにも対応できます。
バンドルカードを利用する
クレジットカードを持っていなくても、バンドルカードでの支払いが可能な場合があります。
バンドルカードとは、スマホアプリで作成できるVisaプリペイドカードです。
バンドルカードの番号を支払い画面で入力すると、クレジットカードとして認識されて決済が通るケースがあります。
ただし、必ず決済できるとは限らず、U-NEXT側のシステムによってはエラーとなることもあります。
U-NEXTカード(ギフトコード)を店舗で購入する
U-NEXTカード(ギフトコード)を店舗で購入すると、現金でU-NEXTの利用料金を支払うことができます。
U-NEXTカードは、コンビニや家電量販店などで販売されているプリペイド型のギフトコードです。
カードには、30日間見放題やポイント付きなど複数のタイプがあり、利用目的に合うものを選べます。
クレジットカードやデビットカードを持っていない方にとっては、もっとも確実な支払い方法と言えます。
U-NEXTで支払いを行う際に注意すべき3つのポイント
U-NEXTで支払いを行う際に注意すべき3つのポイントを解説します。
上記のポイントに注意して検討をしてみてください。
無料トライアルの対象外になる可能性がある
U-NEXTには31日間の無料トライアルが用意されていますが、支払い方法によっては無料トライアルの対象外になる可能性があります。
例えば、U-NEXTカードを使用した場合は無料トライアルが適用されません。
一方、クレジットカードやスマホ決済、デビットカードで支払うためにApple ID決済やAmazonアカウント経由で処理を行った場合などであれば、無料トライアルが利用できます。
無料で試したい場合は、対応している支払い方法を事前に確認しておくのをおすすめします。
スマホ決済は月額料金が割高になる
スマホ決済を選択すると、月額料金が割高になります。
通常は月額2,189円(税込)ですが、Apple ID経由の支払いは月額2,400円(税込)です。
スマホ決済の方が料金が高いのは、App Store側の手数料が上乗せされるためです。
長期的に考えると公式サイト経由での登録の方がコスパが高いため、支払い方法は慎重に選ぶことをおすすめします。
決済方法によって解約や変更が制限されることがある
U-NEXTは登録時に選んだ支払い方法によって、解約や変更が制限されることがあります。
特に、Apple IDやAmazonアカウントで登録した場合は、U-NEXTの公式サイトからは解約や変更ができません。
例えば、Apple IDで登録した場合、解約はiPhoneの設定からサブスクリプションの解約手続きを行う必要があります。
また、支払い方法を変更したい場合も一度解約して再登録する必要があるだけでなく、再登録時に無料トライアルが適用されない可能性もあります。
デビットカードが使えるおすすめ動画配信サービス3選
ここでは、デビットカードが使えるおすすめ動画配信サービスを3つ紹介します。
以下で各サービスの特徴を解説します。
Huluは日本テレビ系作品や海外作品が豊富!幅広い支払い方法も魅力
Huluは、国内ドラマやバラエティ、海外ドラマ、映画など幅広いジャンルを楽しめる日本テレビが運営する動画配信サービスです。
項目 | サービス内容 |
---|---|
月額料金(税込) | 決済方法によって異なる 基本:1,026円 iTunes Store決済:1,050円 |
無料お試し期間 | なし |
作品数 | 14万作品以上 |
ダウンロード機能 | 1つのアカウントで2台まで 一部の作品のみダウンロード可能 |
同時視聴台数 | 4台まで(同一の作品は2台まで、一部の作品は同時視聴に制限あり) |
Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubおよび一部のVisaデビットカードが利用できます。
また、PayPay、LINE Pay、キャリア決済、Huluチケットなど豊富な支払い方法が魅力です。
「国内外のドラマを中心に楽しみたい」「日本テレビ系の作品を見たい」という方におすすめのサービスと言えます。

Netflixは主要ブランドのデビットカードに対応
Netflixはオリジナル作品が好評で、映画やドラマ、ドキュメンタリーなどが充実している動画配信サービスです。
項目 | サービス内容 |
---|---|
月額料金(税込) | 広告つきスタンダード:890円 スタンダード:1,590円 プレミアム:2,290円 |
作品数 | 非公開 |
無料お試し期間 | なし |
ダウンロード機能 | 広告つきスタンダード:2台まで(1つのデバイスで15作品まで) スタンダード:2台まで(デバイスごとに最大100作品) プレミアム:6台まで(デバイスごとに最大100作品) |
同時視聴台数 | 広告つきスタンダード:2台まで スタンダード:2台まで プレミアム:4台まで |
Visa、Mastercard、American Expressなどの主要ブランドのデビットカードに対応しています。
また、キャリア決済やPayPayも選択肢に含まれるため、自身に合う支払い方法を選択しやすいのが魅力です。
無料お試し期間はありませんが、低価格の広告つきスタンダードプランや高画質対応のプレミアムプランなど、ニーズに応じた複数のプランを用意しています。
そのため、「支払いはデビットカードをメインにしている」「Netflixのオリジナル作品を楽しみたい」という方に最適な動画配信サービスです。

アニメだけ楽しみたいならdアニメストア!アプリ入会でのみデビットカードもOK
アニメ好きに特化した動画配信サービスを探しているなら、dアニメストアがおすすめです。
項目 | サービス内容 |
---|---|
月額料金(税込) | 550円 |
作品数 | 6千作品以上 |
無料お試し期間 | 入会方法によって異なる ブラウザ入会:7日間(キャンペーンにより、初回登録時は31日間) アプリ入会:14日間 |
ダウンロード機能 | あり(無制限) |
同時視聴台数 | 不可(ダウンロード済みであれば可能、同時ログインは可能) |
月額550円(税込)で、6千作品以上のアニメが見放題で楽しめます。
Webサイトからの入会ではドコモのキャリア決済やクレジットカードが必要ですが、アプリから入会すると、Apple IDやGoogleアカウントに登録したデビットカードが利用できます。
ただし、アプリ経由の入会だと無料お試し期間が短くなるため、長期間お試しをしたい場合はブラウザ入会がおすすめです。

デビットカードはなぜU-NEXTで使えないの?気になる理由を考察
デビットカードはなぜU-NEXTで使えないかを考察しました。
上記はあくまで考察のため、参考程度に確認をしてみてください。
継続課金と即時決済の仕組みの違い
U-NEXTでデビットカードが使えない理由の1つは、継続課金と即時決済の仕組みの違いではないかと考えられます。
U-NEXTは月額制サブスクリプションサービスで、毎月自動的に料金が発生する継続課金型のビジネスモデルです。
クレジットカードは一時的に利用枠が確保されるため、継続課金との相性が良いと言えます。
一方で、デビットカードは利用と同時に即座に口座から引き落とされる仕組みです。
定期的な支払い処理がスムーズに行えない可能性があり、未払い・決済エラーのリスクを回避するため、U-NEXTではデビットカードを基本的に利用不可としている可能性があります。
審査・与信のないデビットカードのリスク
クレジットカードには審査がありますが、デビットカードは与信審査がないのが一般的です。
U-NEXTは1アカウントで複数人が視聴することも可能なので、審査のないカードを持つ人による不正利用や一時的なアカウント乱立による損失リスクを想定している可能性があります。
また、デビットカードは不正利用されても支払いが即時に発生してしまい、ユーザーと運営側ともにトラブルが起きやすいのもデメリットと言えるでしょう。
これらの要因から、U-NEXTでは審査や信用枠を持つクレジットカードを基準とした運用が行われていると考えられます。
利用者保護と不正利用防止の観点からの制限
U-NEXTがデビットカードを利用不可としているもう1つの理由は、『利用者保護と不正利用防止のための安全対策』だと考えられます。
例えば、デビットカードは盗難や紛失時の不正利用に対する補償が十分でないケースが多く、不正に使われた場合、すぐに現金が引き落とされてしまいます。
しかし、クレジットカードなら利用明細の確認や支払い停止処理などで、ある程度の防御が可能です。
また、無料体験を利用するつもりだったユーザーが誤って登録してしまった場合などは、即時引き落としが行われるデビットカードでは対処が難しいという問題もあります。
こうした理由から、U-NEXTは安全性とトラブル回避のために、あえてデビットカードの使用を制限していると考えられます。
U-NEXTのデビットカード支払いに関するよくあるQ&A
U-NEXTの支払いにPayPay銀行のVISAデビットカードは使えますか?
U-NEXTの支払い方法に、PayPay銀行のVISAデビットカードは使えません。
ただし、Apple ID経由など間接的な支払い方法を選択することで利用できる可能性があります。
詳しくはデビットカードを間接的に使ってU-NEXTで支払う3つの方法をご覧ください。
U-NEXTの無料トライアルはデビットカードで受けられますか?
原則として、デビットカードでは無料トライアルを受けられない可能性が高いと言えます。
U-NEXTの無料トライアルは、公式サイトからの申し込み時にクレジットカードを登録する必要があるためです。
U-NEXTの支払い方法は途中から変更できますか?
入会時にクレジットカードを選択すれば、契約途中で支払い方法を変更できます。
ただし、Apple IDやAmazonアカウントなどの外部の決済方法で登録した場合は、U-NEXT側では支払い方法の変更ができません。
スマートシネマや他サービスでもデビットカードは使えますか?
スマートシネマはデビットカードでの支払いはできません。
利用する際は、クレジットカードでのみ支払いが可能です。
U-NEXTではデビットカードは直接使えないものの工夫次第で利用可能(まとめ)
U-NEXTはデビットカードでの直接的な支払いに対応していませんが、工夫次第では利用可能です。
楽天ペイやApple ID、Amazonギフトコードなどを経由すると、間接的にデビットカードを利用できます。
ただし、間接的にデビットカードを使用した支払い方法では、無料トライアルが対象外になったり、月額料金が割高になったりすることもあるため、デメリットもきちんと理解しておくことが重要です。
自分に合った支払い方法が利用できる動画配信サービスを見つけて、好きな作品を楽しんでみてください。