たくさんの雑誌を好きなだけ読みたいと考えて、読み放題サービスを探していませんか。
電子書籍の読み放題サービスは数多くありますが、中でもブック放題とブックパスは人気のサブスクです。
しかし、どちらも魅力的なので、どのような違いがあるのか分からずに迷ってしまいますよね。
結論からお伝えすると、雑誌をサブスクで読み放題したいならブック放題がおすすめです。
理由は、ブック放題は800誌以上の雑誌を読み放題でき、ブックパスは300誌以上の雑誌を読み放題できるため、ブック放題の方が多くの雑誌を楽しめるからです。
ブック放題とブックパスがおすすめな方の特徴や、それぞれのサブスクが何冊読めば元が取れるかなどもまとめていますので、気になる方はぜひご覧ください。
ブック放題とブックパスの違いを8項目で比較

サブスク名 | 特徴 | 月額料金(税込) | 無料期間 | 作品数 | 読めるジャンル |
---|---|---|---|---|---|
ブック放題 | 全巻読める 漫画のジャンルが幅広い | 550円 | 1ヶ月間 | 66,000冊以上 | 漫画 雑誌 漫画雑誌 |
ブックパス | 2つのコースから選べる ジャンルは広いが読み放題冊数は少ない | マガジンコース/418円 総合コース/618円 | 30日間 | マガジンコース/300誌以上 総合コース/5,000冊以上 | マガジンコース 雑誌 漫画雑誌 総合コース 漫画 雑誌 小説 ビジネス書・実用書 |
ブック放題とブックパスはどちらも人気の電子書籍読み放題サービスですが、月額料金や読める本のジャンル、作品数などに違いがあります。
ここでは、サービスを選ぶ上で特に重要となる項目をピックアップし、両者の違いを比較していきます。
あなたの読書スタイルに合っているのはどちらのサービスなのか、じっくりと見極めていきましょう。
それぞれの特徴を理解することで、より満足度の高い選択ができます。
作品数の多さならブック放題で読めるジャンルの幅広さならブックパスの総合コース
サブスク名 | 作品数 | 読めるジャンル |
---|---|---|
ブック放題 | 66,000冊以上 | 漫画 雑誌 漫画雑誌 |
ブックパス | マガジンコース/300誌以上 総合コース/5,000冊以上 | マガジンコース 雑誌 漫画雑誌 総合コース 漫画 雑誌 小説 ビジネス書・実用書 |
ブック放題とブックパスの最も大きな違いは、読み放題対象となる作品数とジャンルの幅広さです。
ブック放題は66,000冊以上の作品を読むことができるため、できるだけ多くの電子書籍が読みたい方はブック放題がおすすめです。
一方、ブックパスの総合コースは漫画や雑誌、小説、ビジネス書・実用書などのジャンルの作品を読むことができます。
ジャンルの幅広さでは総合コースの方が優れていますが、読める作品数が5,000冊以上とブック放題よりもかなり少ない点に注意が必要です。
そのため、主に漫画や雑誌が読みたい方には、ブック放題の方が適しています。
雑誌の作品数で選ぶならブック放題
サブスク名 | 雑誌の作品数 | 雑誌のラインナップ |
---|---|---|
ブック放題 | 800誌以上 | 週刊誌 ビジネス・IT・マネー 女性ファッション・美容 女性ライフスタイル・健康 男性ライフスタイル グルメ・レシピ 車・バイク 趣味・エンタメ スポーツ・アウトドア 国内旅行 海外旅行 実話・娯楽 |
ブックパス | 300誌以上 | 芸能・週刊誌 ビジネス・マネー 女性ファッション 女性向け情報誌 男性ファッション 男性向け情報誌 グルメ情報 料理・暮らし・家庭 車・バイク ホビー&カルチャー スポーツ・アウトドア 旅行・タウン情報 時事ニュース・政治 モノ・トレンド情報 パソコン・IT 音楽・TV・エンタメ 人文・思想・歴史 デザイン・アート 語学・教育 職業・業界誌・その他 |
雑誌の読み放題をメインで考えている方にとって、読める雑誌の数は非常に重要なポイントになります。
この点において、ブック放題は800誌以上の雑誌が読み放題となっており、ブックパスの300誌以上を大きく上回っています。
週刊誌やファッション誌はもちろんのこと、経済誌や趣味の専門誌まで、幅広いジャンルの雑誌がそろっているのがブック放題の強みです。
あなたが読みたい雑誌がブック放題にある可能性は高く、新しい雑誌との出会いも期待できるでしょう。
漫画も読みたいならブック放題
サブスク名 | 漫画の作品数 |
---|---|
ブック放題 | 60,000冊以上 |
ブックパス(総合コース) | 2,000冊以上 |
雑誌だけではなく、漫画も楽しみたいという方にはブック放題がおすすめです。
ブック放題では、なんと60,000冊以上の漫画も読み放題の対象に含まれています。
豊富なラインナップがそろっており、追加料金なしで楽しめるのは大きな魅力と言えるでしょう。
ブックパスの総合コースでは2,000冊以上の漫画を読むことができますが、ブック放題に比べると非常に少ないため、主に漫画を読みたい方には適していません。
月額料金の安さならブックパスのマガジンコース
サブスク名 | 月額料金(税込) |
---|---|
ブック放題 | 550円 |
ブックパス | マガジンコース/418円 総合コース/618円 |
とにかく月々の費用を抑えたいという方には、ブックパスのマガジンコースがおすすめです。
月額418円(税込)という手頃な価格で300誌以上の雑誌が読み放題になるため、コスパは非常に高いです。
ブック放題の月額550円(税込)と比較すると、年間で1,500円以上の差がでます。
ただし、ブックパスのマガジンコースで読めるのは雑誌のみです。
漫画は読まず、特定の雑誌だけを安く読みたいという方にとっては、ブックパスが最適な選択となるでしょう。
無料期間の長さはほぼ変わらない
サブスク名 | 無料期間 |
---|---|
ブック放題 | 1ヶ月間 |
ブックパス | 30日間 |
サービスを試してから契約を決めたい方にとって、無料期間の有無は重要な判断材料です。
ブック放題は1ヶ月間、ブックパスは30日間の無料期間を設けています。
期間の長さに大きな差はないため、どちらのサービスもじっくりと使い勝手を試すことが可能です。
この期間中に読める雑誌のラインナップやアプリの操作性を確認し、ご自身に合っているかどうかを判断するのがおすすめです。
無料期間を有効活用して、後悔のないサービス選びをしましょう。
支払い方法はどちらも少ない
サブスク名 | 支払い方法 |
---|---|
ブック放題 | クレジットカード キャリア決済 (ソフトバンクユーザーのみ) |
ブックパス | クレジットカード キャリア決済 (auユーザーのみ) |
月額料金の支払い方法については、ブック放題とブックパスのどちらも選択肢が限られています。
ブック放題はクレジットカード決済のほか、ソフトバンクユーザーであればキャリア決済を利用できます。
一方、ブックパスもクレジットカード決済のほか、auユーザーであればキャリア決済が利用可能です。
普段利用している決済方法が使えるかどうか、事前に確認しておくと安心です。
るるぶが読みたいならブック放題
サブスク名 | るるぶの作品数 |
---|---|
ブック放題 | 110冊以上 |
ブックパス | 100冊以上 |
旅行好きの方にぜひ注目してほしいのが、旅行ガイドブック『るるぶ』の取り扱いです。
ブック放題では、国内・海外の『るるぶ』110冊以上が読み放題の対象となっています。
旅行の計画を立てる際に、複数の地域の情報を一度にチェックできるのは非常に便利でしょう。
ブックパスも100冊以上の『るるぶ』を読むことができますが、少しでも多くの選択肢から選びたい方にはブック放題の方が適しています。
運営会社はどちらも大手企業で安心
サブスク名 | 運営会社 |
---|---|
ブック放題 | 株式会社ビューン |
ブックパス | KDDI株式会社 |
サブスクを選ぶ上で、運営会社の信頼性も気になるポイントです。
その点、ブック放題はソフトバンクグループの株式会社ビューンが、ブックパスはKDDI株式会社が運営しており、どちらも大手通信キャリアの関連会社です。
長年のサービス提供実績があり、急にサービスが終了してしまうといった心配は少ないでしょう。
どちらのサービスも、安心して長く利用を続けることができます。
ブック放題がおすすめな方の特徴を解説

ここまでの比較を踏まえ、ブック放題がどのような方におすすめなのか、具体的な特徴をまとめました。
雑誌も漫画も、そして旅行ガイドブックまで、ジャンルの垣根を越えて電子書籍を楽しみたいと考えているなら、ブック放題はあなたの期待に応えてくれるはずです。
以下の特徴に一つでも当てはまるなら、ブック放題の無料お試しを検討してみる価値は十分にあります。
雑誌と漫画をできるだけ多く読みたい
ブック放題の最大の魅力は、なんといってもコンテンツの幅広さです。
800誌以上の雑誌と60,000冊以上の漫画が、月額550円(税込)で読み放題になります。
「普段は雑誌を読むことが多いけれど、たまに漫画も一気読みしたくなる」といった方にぴったりのサービスです。
別々のサービスに登録する必要がなく、一つのサブスクで完結するため、手軽に様々なジャンルの本を楽しめます。

旅行・ガイド系の情報誌もよくチェックする
旅行が趣味で、頻繁に旅行ガイドブックを購入する方にとって、ブック放題は非常にお得なサービスです。
人気の旅行ガイドブック『るるぶ』が110冊以上も読み放題のラインナップに含まれています。
次の旅行先を考えながらいろいろな地域の『るるぶ』を眺めたり、旅行中にスマホで現地の情報を確認したりと、様々な使い方ができるでしょう。

バックナンバーを遡って読み比べる習慣がある
ブック放題は、多くの雑誌でバックナンバーを読むことができます。
「先週号で読み逃した記事がある」「特集ごとに内容を比較したい」といった場合に、過去の号にさかのぼって読めるのはとても便利です。
雑誌によっては1年以上前のバックナンバーが読める場合もあり、資料としても活用できます。
情報の見逃しを防ぎ、より深く雑誌を楽しみたいという知識欲旺盛な方におすすめです。
毎月の読書量が多くまとめ読みで元を取りたい
普段から雑誌や漫画をたくさん読む方であれば、ブック放題は非常にコスパが良いサービスです。
例えば、月に雑誌を1冊と漫画を1冊購入するだけでも、ブック放題の月額料金を大きく上回ります。
読めば読むほどお得になるのが読み放題サービスの醍醐味です。
購入費用を気にすることなく、好きなだけ読書に没頭したい方に最適なサービスと言えるでしょう。
ブックパスがおすすめな方の特徴を解説

次に、ブックパスがどのような方におすすめなのか、具体的な特徴を紹介します。
ブックパスの強みは、なんといっても月額料金の安さとプランのシンプルさです。
利用目的が明確で、費用をできるだけ抑えたいと考えている方にとっては、ブックパスが有力な選択肢となるでしょう。
以下の特徴に当てはまる方は、ブックパスの利用を検討してみてください。
雑誌中心で価格を抑えて始めたい
「漫画はあまり読まないから、とにかく安く雑誌の読み放題を始めたい」という方には、ブックパスのマガジンコースが最適です。
月額418円(税込)というワンコインでお釣りがくる価格で、300誌以上の雑誌が読み放題になります。
まずは気軽に雑誌のサブスクを試してみたいという方にも、おすすめしやすいプランです。
主要な人気雑誌は押さえられているので、多くの方にとって満足できるラインナップでしょう。

雑誌は読み放題・漫画は別サービスで読む予定
読書スタイルがはっきりしていて、「雑誌はブックパスで読み放題、漫画は別の使い慣れた電子書籍サービスで購入したい」というように、サービスを使い分ける予定の方にもブックパスは向いています。
BookLive!やコミックシーモアのような漫画に特化している電子書籍ストアをすでに利用している場合、無理にブックパスにまとめる必要はありません。
それぞれのサービスの良いところを組み合わせて、ご自身だけの最適な読書環境を構築しましょう。
まずはシンプルなコースで様子を見たい
ブックパスの料金プランは雑誌のみのマガジンコースと、漫画や小説なども読める総合コースの2種類のため、非常にシンプルで分かりやすいのが特徴です。
たくさんの機能や複雑なプランは必要なく、まずはシンプルなサービスから始めてみたいという方に適しています。
難しいことを考えずに、すぐに雑誌の読み放題をスタートできる手軽さが魅力です。
都度購入と読み放題を使い分けたい
ブックパスは読み放題プランだけでなく、電子書籍を1冊ずつ購入できるストア機能も備わっています。
読み放題の対象外となっている雑誌の最新号や、気になった漫画などを同じアプリ内で購入して読むことが可能です。
普段は読み放題で楽しみつつ、どうしても読みたい本だけを都度購入するという柔軟な使い方ができます。
複数のアプリを行き来することなく、読書体験をブックパスで一元管理したい方におすすめです。
ブック放題とブックパスは何冊読めば元が取れるかを解説

読み放題サービスを利用する上で気になるのが、「月に何冊読めば元が取れるのか?」という損益分岐点です。
ここでは、ブック放題とブックパス、それぞれのサービスで月額料金の元を取るために必要な読書量の目安を解説します。
ご自身の読書ペースで本当にお得になるのか、具体的な数字で確認してみましょう。
この計算を参考にすれば、自信を持ってサービスを選ぶことができます。
元が取れるかを判断する計算式
元が取れる冊数を計算するのは、以下の通りです。
- 月額料金(税込)÷雑誌の想定単価=必要冊数
- 月額料金(税込)÷漫画の想定単価=必要冊数
サービスの月額料金を、あなたが普段読んでいる本の1冊あたりの価格(想定単価)で割るだけです。
ここでは、雑誌の単価を1冊800円、漫画の単価を1冊500円と仮定して計算してみます。
月額料金 ÷ 1冊あたりの値段 = 元が取れる冊数という式で、あなたの場合の目安を計算してみてください。
ブック放題の元取りライン
ブック放題の月額料金は550円(税込)です。
雑誌を中心に読む方なら、月に1冊でも読めば、それだけで元が取れてしまいます。
漫画が好きな方も、月に2冊読めば元が取れる計算です。
もちろん、雑誌と漫画を組み合わせて読むミックス派の方なら、さらにハードルは低くなります。
月に1冊でも本を読む習慣がある方なら、ブック放題は間違いなくお得なサービスと言えるでしょう。
ブックパスの元取りライン
ブックパスのマガジンコースは月額418円(税込)です。
雑誌を月に1冊でも読めば、十分すぎるほど元が取れます。
この価格設定は、とにかく安く始めたい方にとって非常に魅力的です。
一方、総合コースは月額618円(税込)なので、雑誌を月に1冊読むだけでは少し足りません。
しかし、読み放題対象の書籍もあわせて楽しむことで、お得感を十分に感じられるでしょう。
ブック放題とブックパスに関してよくある質問や疑問

ブック放題とブックパスに関してよくある質問や疑問を、Q&A形式でお答えします。
無料お試しは利用できる?
はい、ブック放題とブックパスは、どちらも初めて利用する方向けの無料期間を用意しています。ブック放題は1ヶ月間、ブックパスは30日間、料金が発生することなくサービスを体験できます。この期間中に解約すれば、料金は一切かかりません。
バックナンバーはどの範囲まで読める?
読めるバックナンバーの範囲は、雑誌やサービスによって異なります。ブック放題の方がバックナンバーの提供に力を入れている傾向があり、雑誌によっては数年分をさかのぼって読める場合もあります。具体的な範囲は、各サービスの公式サイトやアプリで確認するのが確実です。
複数端末や家族での共有は可能?
ブック放題、ブックパスともに、1つのアカウントで複数の端末から利用できます。ブック放題は最大5台、ブックパスは最大5台の端末で利用可能です。また、どちらも家族間であれば同じアカウントを共有して利用できます。

無料で使うなら解約はいつまでに手続きすれば良い?
料金を発生させずに無料お試しだけで利用を終えたい場合は、必ず無料期間中に解約手続きを行う必要があります。ブック放題は1ヶ月間の無料期間が終了する前、ブックパスは30日間の無料期間が終了する前に解約すれば、料金が発生しません。
雑誌をサブスクで読み放題するならブック放題がおすすめ(まとめ)
この記事では、ブック放題とブックパスのサービス内容を比較し、それぞれのおすすめな方の特徴について解説しました。
両サービスを比較した結果、雑誌の読み放題を考えているなら、ブック放題の方がより多くの方におすすめできるサービスであると言えます。
理由は、ブック放題は月額550円(税込)で800誌以上の雑誌を読むことができ、60,000冊以上の漫画や旅行ガイドブック『るるぶ』まで読み放題になるからです。
月に1冊でも雑誌や漫画を読む習慣があるなら、ブック放題を選んで損をすることはないでしょう。
まずは1ヶ月間無料期間を活用して、その豊富なコンテンツと使いやすさをぜひ体感してみてください。
きっとあなたの毎日の読書ライフが、より豊かで楽しいものになるはずです。
